Kecofinの投資情報

市場歴約40年の元証券投資ストラテジスト・ファンドマネージャーが、経済、市況分析情報を提供します。

タグ:S&P500

新型コロナ感染拡大後(昨年2月頃以降)で見れば、日本株と米国株の動きはほぼ同じだ。
米国株(SPX=S&P500)に投資していても、日本株(TPX=TOPIX)に投資していても、同様のパフォーマンスだった。
(長期的には、米国株のパフォーマンスの方が高い。)
グローバル化ということなのだろう。
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ドイツ株と比べても、同様だ。ドイツ株との比較では、長期的にも日本は負けていない。
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(注)ドイツ株の指数であるDAX指数は配当込み指数である。一方で、TOPIXは配当込ではないので、両者を比較するために、DAX指数(配当無し=DAX Price Return)を用いている。

大昔から、日本株は米国株のミラー相場と言われてきた。
理由はよくわからないが、とにかくそうなのだ。
日本株の予想に、日本固有の事情だけで議論してもしようがない。
米国株相場は世界の株式相場の中心にいる。

$SPX | SharpChart | StockCharts.com

今の株高の背景は、株を十分に保有していない人の焦り買いだ。
株の保有が十分でない人は焦り狂っている。自分がそうだからよくわかる。
運用会社も、株に投資して儲けるのが仕事なのに、こんなに株価が上昇しているときに持っていませんでしたでは、顧客に何て言っていいかわからない。

じゃあ、何故株の保有を抑えていたのか? 
株価が高すぎると思っているからだ。
次のグラフを見れば明白だ。
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PERは2000年の株価バブル時並みの水準になっている。

また、超長期で名目GDPに対する株価の比率を見ても、よくわからない時代の1937年以来の高さだ。
これでは高所恐怖症にでもなろうというものだ。
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