なぜなら、法定通貨に対する理論価値が出せないからである。
全ての金融資産の価値は基本的にDCF法がベースになる。
(株の場合)配当割引モデルや(不動産の場合)収益還元法ともいわれる。
要は、金融資産の理論価値は、その資産が将来生み出すキャッシュ・フローの現在価値となる。
銅のようなコモディティーの場合は、将来生み出すキャッシュ・フローがないが、経済的価値(電線に使ったりする)があり、価格は需給で決まる。理論価値の算出は難しいが、需要は経済成長でおおまかに把握できる。
金は特殊。希少で、均質性を持ち、自由に分割できて、変質せず、耐久性がある(鉄のようにさびたりしない)という性質があり、こうした特長を持つものは他にほとんど存在せず、それが故に通貨的価値を有するからだ。これ以上は省略。
では、ビットコイン固有の価値はなにか? 投機の対象くらいしか特に思いつかない。
それでも送金手段に使われるし、金利もつくように整備されてきてはいる。問題はまだまだ安定的な固有の特徴が見えないことだ。
結論である。
仮想通貨には本源的価値がないが、ないがゆえに自由に価格が付いている。
つまり、価格が高すぎる・安すぎるという基準がない。
また、相続性も怪しい。ビットコインの保有者が死んだとき、相続人はそれを手に入れられるのだろうか?
そういうものを、遊び以外で保有する意味がわからない。少なくとも私には。
最後に、ビットコインを否定はしない。徐々に整備されてきているようであり、とにかく、一般的になってきている。まだ続いているのは何らかの価値があるのだろう。そうでなければ、これだけ監視がなされている中では、不良なものであればとっくに消えているはずだ。ただ、その価値が麻薬的なものでないことを祈る。
全ての金融資産の価値は基本的にDCF法がベースになる。
(株の場合)配当割引モデルや(不動産の場合)収益還元法ともいわれる。
要は、金融資産の理論価値は、その資産が将来生み出すキャッシュ・フローの現在価値となる。
銅のようなコモディティーの場合は、将来生み出すキャッシュ・フローがないが、経済的価値(電線に使ったりする)があり、価格は需給で決まる。理論価値の算出は難しいが、需要は経済成長でおおまかに把握できる。
金は特殊。希少で、均質性を持ち、自由に分割できて、変質せず、耐久性がある(鉄のようにさびたりしない)という性質があり、こうした特長を持つものは他にほとんど存在せず、それが故に通貨的価値を有するからだ。これ以上は省略。
では、ビットコイン固有の価値はなにか? 投機の対象くらいしか特に思いつかない。
それでも送金手段に使われるし、金利もつくように整備されてきてはいる。問題はまだまだ安定的な固有の特徴が見えないことだ。
結論である。
仮想通貨には本源的価値がないが、ないがゆえに自由に価格が付いている。
つまり、価格が高すぎる・安すぎるという基準がない。
また、相続性も怪しい。ビットコインの保有者が死んだとき、相続人はそれを手に入れられるのだろうか?
そういうものを、遊び以外で保有する意味がわからない。少なくとも私には。
最後に、ビットコインを否定はしない。徐々に整備されてきているようであり、とにかく、一般的になってきている。まだ続いているのは何らかの価値があるのだろう。そうでなければ、これだけ監視がなされている中では、不良なものであればとっくに消えているはずだ。ただ、その価値が麻薬的なものでないことを祈る。