NZ中銀が量的緩和を今月停止、刺激縮小-金利は据え置き - Bloomberg
ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は14日、量的緩和(QE)策として実施してきた「大規模資産購入プログラム(LSAP)」を今月23日までに停止すると発表した。金融刺激の縮小に動く。
政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)は過去最低の0.25%に据え置き、LSAPの規模も1000億NZドルのまま維持した。
資金供給プログラム(FLP)のオペレーションに変更はなかった。

NZ中銀の声明の他の主な内容は次の通り。
さらに根強いインフレ圧力の積み上がりが予想される
責務と整合的でないリスクを抑えるため刺激縮小は可能
現在継続中の金融刺激策の一部は必要
最近の住宅価格の上昇率は持続不可能

まぁ、これが普通。
米国でも、テーパリングしても雇用に影響はないと思うが。
昨日発表になった米国CPI。


日経記事が詳しい。

米消費者物価、6月5.4%上昇 13年ぶり高水準: 日本経済新聞
・原油価格や家賃の上昇
・飲食業などの賃金の上昇圧力も高い。
(人手不足による賃上げもインフレを長引かせる恐れがある。)
・需要が急回復する局面で在庫不足などの供給制約が物価を押し上げている
(在庫不足が目立つ中古車も同1割上昇した。)

高インフレが長引く恐れがある。

しかし、米連邦準備理事会(FRB)は供給制約や人手不足が22年に向けて薄れ、物価上昇圧力は和らぐとみる。
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