ワクチン接種後 発熱時服用できる解熱鎮痛剤の成分示す | NHKニュース

ワクチン副反応で“アセトアミノフェン薬”が品薄 : Kecofinの投資情報
の続編

<NHKのニュースサイトはすぐに消えるので、一部抜粋転載>
厚生労働省は、接種後、発熱などが出た場合に服用できる解熱鎮痛剤の成分を初めて示しました。
厚生労働省が示したのは▽アセトアミノフェン、▽イブプロフェン、▽ロキソプロフェンなどです。
「アセトアミノフェンを成分とする市販薬が品薄になっている」が、アセトアミノフェン以外を成分とする市販薬も服用できることをホームページで明示し、全国のドラッグストアや業界団体などにも通知しました。

市販の解熱鎮痛剤を服用する際に注意が必要とされているのは▽妊娠や授乳をしている人、▽ほかの薬を服用している人、▽薬などでアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある人、▽高齢者、▽胃潰瘍などの病気で治療を受けている人などで、厚生労働省は主治医や薬剤師に相談するよう呼びかけています。
また、接種後に激しい痛みや高熱などの重い症状が出たり、長く続いたりする場合も事前に相談してほしいということです。

接種後に痛みや発熱などの症状が出るのを予防するために解熱鎮痛剤を繰り返し服用することは推奨していないとしています。

その他参考
ワクチン接種後に発熱や頭痛が…市販薬は飲んでいいの?:東京新聞

ワクチンを受けた後に熱が出たら、どうすれば良いですか。|厚生労働省

ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。|厚生労働省

ワクチン接種後の生活で気をつける点を解説 運動や飲酒、入浴はできる?市販薬は飲んでもいい?
厚生労働省によると、当日の運動は、激しいものは控える。飲酒も過度なものは控える。車の運転は体調が良好であればしてもよいが、不安がある場合は控えたほうがよい。入浴は問題ないと考えられている。
注射した部位を強くこすらないように。献血については、接種後48時間を経過してから。海外で、ファイザー、モデルナ社製以外のワクチンを接種した場合は現時点では献血はできないとされている。
接種当日から翌日にかけては、安静に過ごすことが大切だ。

激しい痛み、高熱など症状が重い時や長く続いている時については医療機関に相談を。そうではない場合は、市販の解熱鎮痛薬を服用しても構わないという。
他の薬を飲んでいる場合や妊娠中、授乳中、病気治療中の場合は、かかりつけ医に相談を。
ワクチンを受けた後、症状が出る“前”に解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服するのは今のところ推奨されていない。

厚生労働省によるとワクチン接種が原因で新型コロナウイルスに感染することはないという。またワクチンの接種による発熱は免疫反応で起きるもので、ワクチンが原因で周りの人に感染させることもないとしている。