全国の市区町で最も高齢者の数が多い横浜市がある神奈川の接種率が低い。
6月6日時点では65歳以上の人のうち2回接種の人の割合は1.1%とブービーのようだ。ブービーメーカーは富山県。1回接種では、横浜市は大手町の恩恵を受け、多少伸びたが、それでも下から4番目くらい?
超余談だが、テレビで大規模接種センター東京会場と言われると、「東京海上」に聞こえてしようがない。 海上ビル診療所を思い出してしまう。
チャートで見る日本の接種状況 コロナワクチン:日本経済新聞

どういうことなのだろうか? 関係者はわかっているのだろう。 私は内部情報はもちろん、公表情報もよく知らないので、事情はよく分からない。それでも、菅総理は神奈川2区(横浜市の都心と言ってもいい)選出、河野ワクチン接種推進担当大臣は神奈川15区(平塚市等)選出、小泉進次郎環境大臣は神奈川11区(横須賀等)選出で、そのおひざ元がこの体たらくである。

次は横浜市の記者発表など参考に戸塚区が作った横浜市の接種計画である。
0033_20210604
戸塚区版ワクチン接種情報【6月7日時点】 横浜市戸塚区

わかることは、「個別接種が中心で、集団接種は1割程度の利用」を見込んでいたらしいことだ。
個別接種については、次に説明がある。個別接種について
まず思うことは、65歳以上の人でこんなサイトまで丁寧に読む人がいるのだろうかということ。
しかも、読んでも、ここで立ち往生するだろう。「個別会場(医療機関)につきましては個別にご確認ください。」とのことで、多くの病院から一つ一つ調べていくことになる。しかも、「電話はするな」などと宣ふている。要は、かかりつけ医を使えと言うことだ。かかりつけ医とは3か月以上継続して治療を受けている医者ということだ。たとえ65歳以上であっても、どれだけの人がそうなのだろうか? 政府はよく「かかりつけ医」と言うが、多くの人はそんなものはないのではないだろうか?

横浜市が間違っていたのは、みんなが、かかりつけ医で接種してくれるだろうと考えていたことだ。
インフルエンザの予防接種に毛が生えた程度と甘く見ていたようだ。
今、横浜市はあせって接種の加速に懸命だ。「横浜ハンマーヘッド」を会場とする大規模接種が始まった。それでも、集団接種(公会堂・スポーツセンター等)はそれほど改善はしていないようだ。ワクチンが足りないということはないと思うので、体制(人手)が追い付かないのだろう。

比較的大きな病院では、自ら予約システム(ネット予約)を組んだり、ホームページに予約の方法を示しているようだ。しかし、大部分の開業医はそこまでできない。ここは、開業医のお医者さんにお願いして(誰がどのようにお願いするかはわからないが)、集団接種に協力してもらうしかないような気がする。私はド素人なので、あくまで気がするだけである。

最後に、政府はワクチン接種の「7月末完了」と言っているが、完了の定義は何だろう。摂取しない人・できない人もあるだろうから100%ということはないだろう?2回接種者の割合が80%程度を想定しているのだろうか?上記の表を見ても、計算が全く合わないのだが??

<参考>
「横浜ハンマーヘッド」でワクチン大規模接種 予約電話つながらず「見捨てられた存在」と市民悲鳴:東京新聞 TOKYO Web

本当の最後に、そもそも、私も含めて多くの日本人はワクチンの安全性に疑問を持っていたと思う。横浜市の担当者も、心のどこかに積極的になれないところがあったのではないか? 何を隠そう、私だって、ワクチン接種はなるべく打たずにすまそうと思っていたくらいだ。
ワクチンに限らず、日本人はリスクに慎重すぎるのかもしれない。そういう国民性なのだろうが?

医師が解説「新ワクチン」 感染しないの?日本製は?|NIKKEI STYLE