日本株相場は、海外投資家と証券自己の買いで決まる。最近は、証券自己の買いが大きくなっている。自己≒海外投資家の先物買い+日銀のETF買い+その他 であるが、その他が大きくなっている。つまり、その他が日本株相場を押し上げている。
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東証発表の3月第3週(15日~19日)の投資部門別(日本株)売買動向では、
海外投資家は4088億円の買越。先物で1543億円の買越。
証券会社の自己は6081億円の買越。
個人は3186億円の売越。
年金基金資金を扱う信託銀行は2222億円売越。
投資信託は2621億円の売越。これは過去最大だ。
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重要なのは海外投資家と証券自己だ。両者の合計が相場を決める。
両者の合計がプラスであれば相場は上を向いているし、マイナスであれば下落方向を向く。
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3月第3週までの13週(=3カ月)での自己の買越額は過去最大になった。
これが相場を押し上げている。
自己≒海外投資家の先物買い+日銀のETF買い+その他
であるが、通常は「その他」はそれほど大きくないが、今回は異常に大きい。
前回も書いたが、この「その他」が日本株相場を押し上げていると言っていいだろう。
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残念ながら、「その他」の正体がわからない。
日銀によるETF購入は激減しているが、この謎の「その他」がその代わりになっている。
逆に言えば、謎の「その他」が日本株を大量に買っているので、日銀の出番がなくなっているともいえる。
20210325d

大いに興味をそそる謎の「その他」