といっても、最近の景況感からはそう驚くこともないかもしれない。

フィラデルフィア連銀製造業景況指数とは、フィラデルフィア連銀行が発表するペンシルベニア、ニュージャージー、デラウェア州の製造業の景況感を示す経済指標。

3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は51.8に上昇。
振れが大きい指標だが、それにしても、1973年4月(53.6)以来、ほぼ50年ぶりの高さである。
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そのサブ指数の一つである支払い価格指数は75.9。あの1980年3月(78.5)以来の高さである。
「あの」というのは、1980年3月は現行の物価統計がある1960以降で最高値(14.8%)をつけた月であるということだ。
もっとも、これほどの上昇は、来るべく4月の原油価格の前年同月比の上昇を反映したものであろうから、基調的・持続的ではないだろう。
それでも、景況感の強さから、先行きの物価動向について、FRBとは違って市場は大いに懸念している。
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