米国で、金融緩和(FRBが言っている)・景気回復(経済対策により)は持続するので株価の強気相場は続くだろう。
しかし、少なくとも一時的インフレが起きるのは市場のコンセンサスである。その後は、わからない。

連銀は景気の過熱、住宅価格バブルを抑えるためにも長期金利の上昇は容認している。

そうした中で、株式市場はグロース株(成長株)からバリュー株(割安株)・ディフェンシブ株へのスィッチを進めている。
<参照>
ディフェンシブ株・バリュー株・グロース株・クオリティ株とは? | 投資塾~今から始める株のお話~

長期金利が上昇するならPERの調整が起き、高PERのダメージが大きくなりそうだからだ。

この傾向(長期金利の上昇と割安株の巻き戻し)は世界的に起きているようだ。
当分続きそうだ。

TOPIX500バリュー株指数は、昨年来の高値を更新した。
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TOPIX500バリュー株指数/TOPIX500グロース株指数 の比は急速に巻き戻しが起きている。
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では、バリュー株とは、具体的には何か?
東京証券取引所の資料「TOPIX スタイルインデックスシリーズ」にも具体的銘柄は書いていない。状況によって変わるからということもあろう。
資料によれば、TOPIX500バリューは344銘柄、TOPIX500グロースは278銘柄。ということは、122銘柄はバリューでありグロースでもあるということだろう。
東京証券取引所情報サービス部(電話: 050-3377-7754)に聞けば、教えてくれるかもしれないが、常識的に考えると、バリュー株は、伊藤忠商事のような商社(そういえば、ウォーレン・バフェットも買ったようだ)、三菱UFJフィナンシャル・グループのような銀行株、トヨタ、デンソー、それに、日本電信電話、日立製作所、三井不動産のような不動産株、電力、ガス、鉄道などだろう。ソニーや東レなどは両方に入るのだろな?

次に、グロース株とは、具体的には何か?
これも常識的には、東京エレクトロン、エムスリー、日本電産、キーエンス、任天堂、ファーストリテイリング、信越化学などだろう。
ソフトバンクグループ、ソニー、武田薬品工業などは両方に入るのではないか?

<参考>
株価指数リアルタイムグラフ - TOPIX 500 バリュー | 日本取引所グループ
株価指数リアルタイムグラフ - TOPIX 500 グロース | 日本取引所グループ