どこまで遡るかだが、日本の株価バブル前まで遡っても意味がないので、東日本大震災後あたりから。

で、日本株と米国株、どちらのの方がパフォーマンスがいい? 当然、米国株だ。
20210209a

ところが、GAFAMなどを含まない代表的な米国企業の株価指数NYSE100と日本株を比べてみると大差ない。結局、米国株が日本株よりパフォーマンスがいいのはGAFAMなどがあるかどうかということである。

<NYSE100指数>
NY証券取引所に上場する米国籍の銘柄で時価総額の大きな100銘柄で構成される。
具体的には、IBM、AT&T、デュポン、JPモーガン、アクセンチュア、AIG、ウェルズ・ファーゴ、ウォルト・ディズニー、ウォルマート、エクソン・モービル、キャタピラー、コカ・コーラ、シティグループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、スリーエム、GE、GM、ナイキ、バークシャー・ハサウェイ、バンク・オブ・アメリカ、ヒューレット・パッカード、VISA、ファイザー、フィリップモリス、フォード、プルデンシャル、P&G、ホーム・デポ、ボーイング、マクドナルド、メットライフ、メルク、モルガン・スタンレー、ユナイテッドヘルスなどである。

20210209b

不思議なんだが、2012年末からの日本の株価上昇は、アベノミクス相場(大金融相場)と呼ばれるが、アベノミクスに関係のない米国株も同様に上昇している。日本株上昇の要因は本当にアベノミクだったのかと考え込んでしまう。

最後に、もう少し長めに日本株と米国株を比較してみる。
やはり、傾向的にず~と、日本株は米国株にアンダーパフォームしている。
勝てる気がしない。
20210209c
20210209d