米の貿易赤字、昨年最大 5.9%増
米の2020年のモノの貿易赤字は過去最大を記録した。
巨額の財政出動による個人消費の回復で年後半の輸入が活発だった。
バイデン政権は約1.9兆ドルの追加財政出動を議会に提案しており、実現すれば個人消費をさらに後押しする。
トランプ前大統領が公約に掲げた貿易赤字の削減は空振りに終わった。
関税や「第1段階の合意」で対中赤字の拡大は鈍ったものの、その他の国に対する貿易赤字が膨らんだ。

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中国からの輸入は一時減少したものの、ここにきて再拡大しているようだ。
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対中国以外の国については、(米国からの)輸出が減少しており、貿易赤字が拡大している。
結局、対中国貿易赤字は縮小したものの、その他の国に対して貿易赤字が拡大しており、トータルで米国の貿易赤字は悪化している。
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中国以外の国との貿易収支が悪化している。対スイス、対ベトナムなどだが、商務省センサス局から提供された表(下の表)では"other"が大きい。詳細はセンサス局の"USA Trade Online"で調べないとわからないようだ。(今回は、そこまで調べない)
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とにかく、貿易赤字の減らない国だ。