全体感は次を参照
誰が米国株を買っているか

で、それをよ~く見ると、昨年7-9月期には個人(家計)の買いが急増し、最大の買い越し部門になっている。2009年4-6月期に次いで、史上2番目の買越額だ。
過去は、こうした大きな買越額の後は大きな売り越しに転じているが、今回は勢いが続いているかもしれない。

こうした個人が結束し、ヘッジファンドの空売りを締めあげたのだろう。
そもそも、空売りは基本的に発行株数が上限である一方、買い方は無限に注文を入れられるので、資金があれば、買い方が勝つに決まっている。

昨年の米国株高は個人が作ったものだろう。
日本の個人投資家も、日本株はそっちのけで米国株に興じているようだし。

20210131a

データは米国資金循環統計より。次回の発表はhe second week of March。