最初に、小田急が天国で東急が地獄と言っているわけではない。両方の株を持っている人なら、そう感じるかもしれないと思っただけである。
株主優待も関係して、小田急沿線の人は小田急株を買っている人がいるだろう。東急沿線の人は東急株を買っている人がいるだろう。

もうひとつ前置き、私は両方の企業や株価のウォッチャーではないので、必ずしも詳しくない。勘違いなどしているかもしれない・・・。

不思議なのは小田急株価である。
電鉄業界は運輸もレジャー・ホテル事業なども新型コロナウイルス感染拡大によるダメージを大きく受けている。そのなかで、どうして小田急株価はしっかりしているのだろう?
私は、今の電鉄株には、原発事故の電力株を思い出してしまうが・・・・。

小田急(9007)と東急(9005)、何かにつけて比較されやすいような気がするし、両者の実力も大差はないような気がする。しかし、株価は違う。
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以下私の感想である。あくまで感想。
東急は社名を東京急行電鉄から「東急株式会社」に変えた。同時に鉄軌道事業は分離して「東急電鉄株式会社」として「東急株式会社」の子会社とした。
もはや、東急は電鉄会社でなく、不動産事業なども営むコングロマリットということだ。それを自ら宣言したということだ。
一般的に、電鉄会社は電鉄ビジネス(公共サービス)の信用力を背景に、沿線ビジネスを開拓しているが、東急はそんなもの(電鉄ビジネスに依存する信用力)は不要、電鉄はサテライトビジネスの一つだと考えているということだ。
対する小田急は伝統的なビジネスモデルを変えていないように思う。電鉄ビジネスに真摯だ。長く保有する株として安心感がある。もっとも、世の中は絶えず変化する。いつまでも今のビジネスモデルを続けられるかはわからない。非常に長期的には、変革は必要になるとは思う。

以上、今年予想しなかった出来事。小田急と東急の株価又裂き。