東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト
■報告日別による陽性者数の推移（保健所から発生届が提出された日を基準とする）
■発症日別による陽性者数の推移（各保健所から報告があった患者の発生情報を、発症日別に整理したものである）


新型コロナウイルス感染拡大とGoToトラベルには関係があるのか？
キーは、保菌者でない人がいくら旅行しても感染拡大は起きないということだ。
（菅首相、二階幹事長ら計8人で会食しても、保菌者がいなければ問題ない。加藤官房長官も、そう判断したので問題視しない考えを示した。）

初期のころは保菌者が必ずしも多くはなかったこと、保菌者が偏在していたことで、人の移動と感染拡大には特に相関は見出しづらかった。むしろ、クラスターの影響の方が大きかった。
今は、一定程度保菌者がいるようなので、人の移動を止めるのは感染拡大防止に効果はあるだろう。

初期のころ「徹底的に感染者を洗い出し、その人を隔離するべき」だと言われた。しかし、大量の検査を実行することが難しく、また、隔離能力（収容力）にも疑問があり、現実としてはできなかった。
最近は、絶対的でなくても、安価で検査が可能にになってきた。
であれば、「飲食店や人の移動に規制をかけるのは経済へのダメージが大きすぎる」ことと感染防止対策のバランスの中でやることは、
①民間の新型コロナ検査を認可制にする。
②そこで1週間以内程度に陰性証明を受けた人はGoToトラベル利用を認める。また、大人数の会食なども可とする。

もっとも、検査直前に感染した人は陽性反応が出ないとか、検査後に感染する人もでるだろう。また、検査自体が完全ではないので、万全の策ではないことは確かだ。
しかし、検討してみてもいい考えだと思う。