相場予想の教科書では、
アメリカ金融・景気指標の読み方
ゼミナールアメリカ経済入門
アメリカの高校生が学ぶ経済学

相場予想は、景気循環と金融政策がベースとなっている。

しかるに、現在は、それがなくなっている。
米国金融政策はゼロ金利不変に。
世界経済は中国にけん引され、中国は景気循環がない。計画経済で、成長率は徐々に減速しているが、循環はない。

米国株式相場は、今バブルに入っている。
低インフレ(ず~と2%以下で推移)下で、金融緩和が続き資産価格だけが上昇していく。
株価のGDP比は異常に高くなっている。
不動産価格も足許で上昇率を上げ始めた。
80年代後半の日本を思い出すが、日本ほどではない。

PCE x Food and Energy (Chain-Type Price Index)
S&P/Case-Shiller U.S. National Home Price Index

バブルが崩壊するのは、金融緩和が引き締め方向に転換するときだろう。
可能性としては、ドル安に伴うインフレ率上昇 又は、不動産価格の急上昇 の時だろう。
2年はかかりそうだ。

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