参照 為替相場決定要因の変化?
各国の金利に差がなくなってくると、為替相場の決定要因として実需(貿易収支や所得収支、直接投資収支など)が重要になってきている。
トランプ政権では、生産の国内回帰*を目指し、貿易収支を改善することが目標だった。狙われたのは、中国、日本、ドイツ、メキシコなどだった。
中国には、高い関税を課し、巨額の輸入を約束させるなど、それなりに手を打った。結果、米国の対中貿易赤字は縮小した。しかし、しかしである、その分がベトナムや台湾などに移っただけになった。そして、多くの国の貿易収支が改善することになった。
参照 米国の対外貿易赤字国
そうなると、為替相場の決定要因が資本移動から実需に移っている中で、そういう国の通貨は堅調になった。逆に言うと、ドルが弱くなった。
例えば、ニュージーランドの貿易収支は大きく改善している。
なお、中国の対米貿易赤字が悪化したから中国の経常収支が悪化したかというと、そうはならなかったのは前回のブログのとおりである。
日本も基礎収支がしっかりしている。
なかなかドル高に向かうのは難しそうだ。
注目は、各国の 貿易収支、経常収支、基礎収支の推移。
しかし、これが結構難しい。
積極的にデータを取りにいかないと、自動的には入ってこない。
日本の基礎収支はどこで見られるのか? 中国の経常収支はどこで分かるのか?
豪州の貿易収支や経常収支はどこで見られるのか?
ユーロ圏の貿易収支でさえ難しい。
ニュージーランドは? ブラジルは? インドは?
取引先の証券会社やFX会社がサービスを提供してくれればと思う。
私は発表サイトでデータを入手しているが、大変だ。データベンダー(BloombergやDatastream、Factset、CEIC、Haver Analytics、Trading Economics 、他にもいろいろある)を利用していれば、初回のセッティングは大変だが、1回セットすれば次回からは自動的にデータ更新される。
各国の金利に差がなくなってくると、為替相場の決定要因として実需(貿易収支や所得収支、直接投資収支など)が重要になってきている。
トランプ政権では、生産の国内回帰*を目指し、貿易収支を改善することが目標だった。狙われたのは、中国、日本、ドイツ、メキシコなどだった。
中国には、高い関税を課し、巨額の輸入を約束させるなど、それなりに手を打った。結果、米国の対中貿易赤字は縮小した。しかし、しかしである、その分がベトナムや台湾などに移っただけになった。そして、多くの国の貿易収支が改善することになった。
参照 米国の対外貿易赤字国
そうなると、為替相場の決定要因が資本移動から実需に移っている中で、そういう国の通貨は堅調になった。逆に言うと、ドルが弱くなった。
例えば、ニュージーランドの貿易収支は大きく改善している。
なお、中国の対米貿易赤字が悪化したから中国の経常収支が悪化したかというと、そうはならなかったのは前回のブログのとおりである。
日本も基礎収支がしっかりしている。
なかなかドル高に向かうのは難しそうだ。
注目は、各国の 貿易収支、経常収支、基礎収支の推移。
しかし、これが結構難しい。
積極的にデータを取りにいかないと、自動的には入ってこない。
日本の基礎収支はどこで見られるのか? 中国の経常収支はどこで分かるのか?
豪州の貿易収支や経常収支はどこで見られるのか?
ユーロ圏の貿易収支でさえ難しい。
ニュージーランドは? ブラジルは? インドは?
取引先の証券会社やFX会社がサービスを提供してくれればと思う。
私は発表サイトでデータを入手しているが、大変だ。データベンダー(BloombergやDatastream、Factset、CEIC、Haver Analytics、Trading Economics 、他にもいろいろある)を利用していれば、初回のセッティングは大変だが、1回セットすれば次回からは自動的にデータ更新される。
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