2020年10月26日の株価下げは、

欧州株下落
独ビジネスソフトウェアのSAPが利益警告で株価暴落、新型コロナ感染第2波で活動規制、ブレグジット問題、米国の選挙、IFO景況感指数も低下、先行き悲観が高まり欧州株は下落。今回は立ち直りが難しいかもしれない。

米国株式市場に警戒感。
新型コロナ感染再拡大が景気の先行き不透明感を高めだした。9月の住宅販売が予想外に減速。FRBの更なる金融緩和が行き詰まっている中、大統領選を控え、財政刺激も円滑にはいかないかもしれない。市場は、最初のCOVID-19パンデミック時の株価調整を心配している。
NY市場 ダウ平均株価 大幅に下落 コロナ感染者急増で

要因はいろいろあるが、やっぱり一番の理由は、「ドイツ市場で最大の企業でテク企業のSAPが利益警告で株価暴落」ということである。
独ＳＡＰ株急落、厳しい業績見通しに欧米の大手ハイテク株も連れ安




今後、欧州株は重い状態になるだろう。
米国株は、決算ガイダンスに注目。
日本株は、日銀、一時的なＮＴＴ鯨、海外投機筋の記録的にショートポジションが積みあがっていることから、上値も重いが、下値も保たれそうだ。

世界Technology 時価総額 ランキングにおいて、SAPは第10位。
■SAP - Bloomberg Markets
■SAP SE 概要 | Reuters
■SAP (企業) - Wikipedia