というよりも、業績動向からの乖離が大きい。
日本株(TOPIX)は、向こう12カ月予想EPSの概ね14倍で推移してきたが、新コロ感染拡大後その関係が崩れている。業績予想が低迷する中で、株価は相当戻している。


今期の業績予想はマイナス(赤字)のところも多い。株価が業績に連動しているなら、業績がマイナスなら株価もマイナスになるかと言えば、そんなことはない。なので、今のように業績予想が著しく低くなれば、株価が業績予想ほど下落しないのは自然である。
では、株価はどうなるかというと、企業の清算価値(解散価値、book value)といったところで下げ止まるというのが一つの考え方。もう一つは、企業が継続するなら、環境がノーマルな状況に戻ったときを前提とした株価水準になるというのものである。
2021年度(2021年4月~2022年3月)にノーマルな状態に戻るなら、その時のEPSの14倍程度ということになる。私は、2021年度のTOPIXのEPSを95と考えているので、TOPXは1,330程度が妥当ということにある。市場は107程度と考えていると思われるが、そうなら1,498が妥当ということになる。(8月14日の終値=1,623.38) これを議論していると長くなるので、ここまでとする。
TOPIXを独のDAX(配当無し指数*)株価と比べると、
*一般的に使われているDAX指数は配当込なので注意。

どういうわけか似たような動きになる。
独の企業業績動向が日本の企業業績動向と似ているのだろうか?
最後に、日経平均とTOPIX

日本株(TOPIX)は、向こう12カ月予想EPSの概ね14倍で推移してきたが、新コロ感染拡大後その関係が崩れている。業績予想が低迷する中で、株価は相当戻している。


今期の業績予想はマイナス(赤字)のところも多い。株価が業績に連動しているなら、業績がマイナスなら株価もマイナスになるかと言えば、そんなことはない。なので、今のように業績予想が著しく低くなれば、株価が業績予想ほど下落しないのは自然である。
では、株価はどうなるかというと、企業の清算価値(解散価値、book value)といったところで下げ止まるというのが一つの考え方。もう一つは、企業が継続するなら、環境がノーマルな状況に戻ったときを前提とした株価水準になるというのものである。
2021年度(2021年4月~2022年3月)にノーマルな状態に戻るなら、その時のEPSの14倍程度ということになる。私は、2021年度のTOPIXのEPSを95と考えているので、TOPXは1,330程度が妥当ということにある。市場は107程度と考えていると思われるが、そうなら1,498が妥当ということになる。(8月14日の終値=1,623.38) これを議論していると長くなるので、ここまでとする。
TOPIXを独のDAX(配当無し指数*)株価と比べると、
*一般的に使われているDAX指数は配当込なので注意。

どういうわけか似たような動きになる。
独の企業業績動向が日本の企業業績動向と似ているのだろうか?
最後に、日経平均とTOPIX

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