エネルギーなど商品価格は下落していたので、総合指数は低下することはある程度分かっていた。
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びっくりしたのは、賃金動向を反映するサービス価格まで上昇率が大きく低下したことだ。
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これで、FRBの金融引き締めペースが鈍化すると市場は考えた。
金利は低下し、ドルも下落、株価は上昇(金融引き締め緩和⇒PER上昇)した。

ただ、この傾向が続くかどうかは不明。
航空運賃などが低下しているが、これが続くとは思えない。
やはり、賃金上昇率がかなり低下してこないと、難しいだろう。

それでも、FRBは考える時間が持てる。
結論は保留。

Table 2. Consumer Price Index for All Urban Consumers (CPI-U): U. S. city average, by detailed expenditure category