為替相場を見ている人には必須の基本情報。

相場は需給で決まるが、為替相場の需給を動かす大きな要素は金利差。
為替相場と金利差の関係はFXにとって最も重要で基本である。
常にその状況を把握する必要がある。
その関係は恒久的なものではない。しばしば形を変える。
定期的に、その関係の情報をフォローしている。

最近の大きな変化は、世界経済の減速感=商品需要減速観測=金利低下 である。
これが、為替相場にどういう影響を与えるか?

Bloomberg Industrial Metals指数は、aluminum, copper, nickel and zincで構成される工業金属価格指数である。急速に軟化している。供給サイドにも問題はあるが、需要がそれ以上に細るという観測なのだろう。つまり、景気の急減速を市場は見ている。

インフレは依然強いが、一方で景気減速感から金利動向は落ち着かない。
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以上のように、各国の金利の動きに変化があったが、そのなかで為替相場はどう動いたか?

以下、定例のグラフ(ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドルとそれぞれの金利差との相関)を掲載する。

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FX必須情報 為替相場と金利差 2022/06/24 - Kecofinの投資情報 - GogoJungle