中国輸出、4月3.9%増に急減速 上海の都市封鎖響く

中国の2022年4月の貿易統計(ドル建て)では、輸出は前年同月比3.9%増の2736億ドル、輸入は前年同月比横ばいの2225億ドルだった(3月に0.1%の減少)。
4月のロシアとの貿易は輸出が3割近く減少したが、輸入は6割近く増えた。輸入は価格が高騰する原油の調達額が伸びたとみられる。ということは、他の輸入は減少しているということだろう。
(伸び率のグラフは日経記事を参照)

中国の輸入も停滞・減少。これで世界経済をけん引するのは米国しかなくなった。
その米国は金融引き締めで需要抑制中である。

米国家計は健全であり(負債が少ない)、少々利上げしても心配ない。
株価が下落しても(資産価値が減少しても)、パウエルプットの必要性も高くない。
むしろ、資産価値が減った方が需要も抑制されるというものだ。

環境は、株価下落にある。

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