膳場貴子アナ戦闘態勢で痛烈質問 高市早苗氏笑顔消え「これが私」
高市早苗氏の自民党総裁選出馬会見で、
<膳場貴子アナ>「高市さんは2012年、『さもしい顔をしてもらえるものはもらおうとか、弱者のフリをして、少しでも得をしようと、そんな国民ばかりいたら日本が滅びる』と発言してらっしゃいます。この発言について弱者への視点が欠けている不安、批判の声があるが、どう受け止めているか聞かせて下さい」
<高市氏>「おそらくその発言は民主党政権の期間中に生活保護の不正受給が非常に多く、その問題にどう取り組むかという議論をしていたときの流れの発言」「現在もコロナで傷んでいる事業者支援の不正受給があるが、あの頃いろんな方法で生活保護の不正受給をする人がいた」「税金なので福祉は公正・公平であるべき。ただ、どんな努力をしても働けない場合もある。怪我、会社の倒産、病気、介護。子育てなどについては支援をしていく。」



司会者が会見を打ち切ろうとしているとき、2017年の総選挙で「希望の党」の小池百合子代表から「排除します」発言を引き出した記者の横田一氏が、「森友再調査について一言! 赤木ファイルの公開、森友事件の再調査するんですか? 一言答えてください!」と大きな声で質問した。
<高市氏>「はい、今、聞こえておりましたので、一言お答えさせていただきます」。
「森友の問題に関しましては、ひとりの公務員の方が、大変精神的にも体力的にも追い詰められ、そして、役所の正義を疑い、悩み、命を絶たれたという、本当に気の毒な事件でございました。まずは、ご遺族の方々のお悲しみに...本当に耐えがたい、お悲しみだと思います。お悔やみ申し上げます。私がやりたいのは、今後、こういう改ざん、文書の改ざんが絶対に起こらない、どこの役所でも起こらない、官邸の中でも起こらない、そういう体制をしっかりと作っていくということでございます。すでに行政機関で調査された上、今、お答えしにくいのは、民事の裁判になっていると聞いているので、裁判中の案件については、お答えは差し控えさせていただきますが、ただ、再発防止にはしっかりと取り組んでまいります」

森友に関する質問は、事前に想定して、回答を用意していたのかもしれない。
いずれにしろ、膳場さんへの回答、横田氏への回答、ともに見事だった。

管さんでは逆立ちしてもできそうにない。
総裁、総理としては、こういう人が望まれるのだろうか?