倒産速報 | 株式会社 帝国データバンク[TDB]
「松本病院」運営の医療法人  民事再生法の適用申請|NHK 関西のニュース

積極経営で資金繰りが汲々していたところに、
・看護師、入院患者、職員が新型コロナウイルスに感染、外来患者数が大きく落ち込む。
・大阪府の強い要請で一部の病床を新型コロナウイルス患者対応としたが、
これにより外来患者数は一層落ち込み&人件費など経費負担が増加。資金繰りがひっ迫。

新型コロナウイルス倒産と言ってもよいだろう。
もともと、積極経営で資金繰りが窮屈、経営体質が弱かった面もある。

・かつて、手術室や集中治療室の刷新、MRIなど先進医療機器の導入などを図ったが、そうした設備投資に伴う借入金が重荷になり資金繰りが悪化し、2002年には借入金が整理回収機構へ譲渡される事態となっていたこともある。

・2015年10月には新病棟を完成させた。院内には検体検査、生理検査、内視鏡検査、X線検査などを行う医療設備を設置。地域の中核病院としての役割を担い、手術執刀件数の増加や手術単価の上昇に加え、90%を超える病床稼働率を確保した2020年3月期は年収入高約27億5300万円を計上し、経常段階で約1億6700万円の利益を確保していた。

・利益は出していたが、新病棟開設に伴う先行投資負担が重く、取引金融機関からは返済猶予を受けていた。(勘定合って銭足らずか?)

・2020年12月には、看護師、入院患者、職員が新型コロナウイルスに感染、外来患者数が大きく落ち込む。

・2021年1月からは大阪府から強い要請を受け、一部の病床を新型コロナウイルス患者対応としたが、これにより外来患者数は一層落ち込み、人件費など経費負担が増加。資金繰りがひっ迫。

今後は、スポンサー(誰?)からの支援などを受けながら、新型コロナウイルスの患者も含めて、診療を続けるとしている。


看護師、入院患者、職員が新型コロナウイルスに感染、外来患者数が大きく落ち込む。
大阪府の要請で、一部の病床を新型コロナウイルス患者対応としたが、これにより外来患者数は一層落ち込み、人件費など経費負担が増加。
と、新型コロナウイルスに押しつぶされた。
新型コロナウイルスがなければ、経営はギリギリなりたっただろうが、地域の中核病院の在り方は市政としても考えなくてはならないだろ。

地域の中核病院は、内科、外科、脳神経外科、整形外科、循環器内科、心臓内科、形成外科など幅広い診療外来を設置し、多くの病床(一般病棟・リハビリ病棟床・ケア病棟など)を持ち、24時間の救急医療にも対応、検体検査、生理検査、内視鏡検査、X線検査、手術室や集中治療室、MRIなど先進医療機器の導入など医療設備の設置も必要。
これだけのことをして、経営していこうと思えば、今の医療費システムでは難しい。

確か、大阪は病院に厳しかったような?
それはともかく、現行の医療システムは最高の必要があると思う。
今回のコロナ対応でよくわかったはずだ。



======上記に関係ないメモ============
日本語には同音異義語が多い。
『きしゃがきしゃにのってきしゃにきしゃする。』

幹事を混ぜると、
『記者が、汽車に乗って、貴社に、帰社する。』