Kecofinの投資情報

市場歴約40年の元証券投資ストラテジスト・ファンドマネージャーが、経済、市況分析情報を提供します。

米国経済を認識するには、先日発表になったPhilly Fed Index が適当だ。



(1)8月のPhilly Fed IndexはISMで53、実質GDPで2%強の成長に相当する。
米国経済はまだ成長している。雇用も強い、日本株にとってもポジティブな材料だ。
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(2)半年後の景気見通し塩数は大幅低下。

経済の先行きには大きな不安がある。リセッションの可能性は高い。しかし、リセッションには陥らないという見方も多い。雇用が堅調だからだ。
リセッションに陥るかどうかは大きな問題。陥るなら日本株も持たないだろうが、今のところ日本では、米国がリセッションに陥ると考える人は少ないようだ。多くの国がエネルギー不足に悩まされているが、米国は無縁だからだろう。
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(3)価格高
価格指数がここまで高くなったのは70年代まで遡らないとない。しかも、景気指数が低下してきているのに、価格指数は高止まったままだ。リーマンショックの時もそうだった。

価格高。賃金プッシュインフレーソン。これが沈静化するかどうか。沈静化しないなら、リセッションを引き起こしてでも利上げは続けられるだろう。
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こうしてみると、株価が堅調を続けられるとすると、リセッションが起こらず、インフレが鎮静化するということになる。米国の雇用が多少軟化しても雇用市場が崩れることはないという見方があること。米国がリセッションい陥らなくても、中国経済や欧州経済の軟化が物価沈静化につながるという見方もあることなどから、都合よくいくかもしれない。というわけにはいかないだろうなぁ。










以前記したように、このブログとは別にもう一つブログを書いている。
そこでは主に相場に関する記事を書いている。
そして、このブログには、その他の内容のことを書いている。その他には経済も含まれる。

ところが、軽い熱中症になったり、夏バテしてから、ここに書くことは少なくなった。

ただ、相場の方はフォローしているので、別ブログには時々書いている。

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ドル/円為替相場と投機筋の話だが,
投機筋は、ネットポジションは円売りだが、足元でやっていることは、円買いを増やし、円売りを減らしている。
円高懸念を持っているようだが、ドル円の為替相場は円が売られた。

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表題について、日本株が堅調な理由 - GogoJungle 参照ください。

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