普通ならこれだけISM製造業指数がリカバリーしてくると、利上げも視野に入るはずだ。
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しかし、今回は全くそういうことはない。
依然、雇用などは回復していない。

ISM製造業指数は、新コロショックで経済が停止した時の穴を急速に埋めにいっているだけだろうが、ISMの在庫指数は低く、まだまだISMが強い状態は続きそうだ。
つまり、企業業績は急速に回復しそうだ。

・いずれにしろ、低金利は数年続く。
・企業業績は急速に回復しつつある。これは株価を後押しする。しかし、水準はリカバーしていない。
・株価は、企業業績に比べれば割高だが、金融状況を考えれば妥当かもしれない?
・株価は、GAFAM+Nなどにけん引されている。上がるから買う・買うから上がるという状態になっている。GAFAMなどは特に割高感が強い。

こういう状態なので、株価堅調は続きそうだが、では、どの銘柄を買うかは難しい。
個人では、深く考えず、株に投資するなら、 FANG+インデックスがいいのかなぁ?
勿論、熟練者なら、新コロ関連銘柄(ワクチンなど)など面白い株はいっぱい見つけられるだろう。要は、新コロパンデミックによる経済停滞のあおりを受けている銘柄のほかは、この金融状況では魅力的になるということだ。